母子家庭でも子どもを大学へ進学させるために Ⅰ

母子家庭でも子どもを大学へ進学させるために Ⅰ

今回は記事が長くなるので、ⅠとⅡに分けて綴ります。

ネーさん
ネーさん

母子家庭でも子どもたちを大学へ進学させることは可能なの?

サチコ
サチコ

子どもがまだ小さいうちから、学費のための貯えをしっかり準備しておけば、可能です!貯えを作るための知恵と、少しでも効率の良い仕事に就くためのアドバイスをさせてくださいね!自身の経験もまじえてお話しします。

子どもが小さいうちから大学進学のための準備

大学の学費はいくらかかる? 大切な貯えと節約

この記事を読んでくださる方は、母子家庭で子どもさんをこれから育てていかなければならない方でしょうか。子どもさんが大学を卒業するまでには、地道な努力が必要となりますがあきらめずに前進していきましょう。

大学の学費はいくらかかる?

大学の学費は学科によっても様々ですので参考までにざっくりな数字となりますが、国公立大学では私立大学に比べると学費は1/2〜2/3程度となります。しかし6年制だったり地方で下宿となると生活費が必要ですので、子どもさんが志望する大学が決まったら必要となる費用をシミュレーションしてみましょう。

◎国立大学の参考
 入学料  280000円
学費(年額 )585000円


◎私立大学の参考
 入学料  240000円
学費(年額 )1100000円

どちらにしろ学費はとても高いので、早いうちから貯えを準備していくことが必要です。

大切な貯え「学資保険」

貯えに一番良いのは「学資保険」だと思います。学資保険のほとんどは、万が一被保険者が不慮の事故や病気で亡くなった場合でも、子どもたちに保険料が支払われることと思います。母一人で子育てをしていくのなら「学資保険」がやはり一番良いと思います。

ちなみに私は、ゆうちょの学資保険に子どもが産まれて半年後に加入して、それをずっと維持してきました。離婚してからは夏と冬に支給される会社からの賞与をほぼ全て学資保険にかけてきました。中学入学時と高校入学時にそれぞれ15万円、そして大学入学時には満額+特約で健康お祝い金というのも下りてきて感動しました。

一般的な保険会社の学資保険でも良い商品はありますので自分に合った商品を選んでみてはいかがでしょうか。先ほども述べましたが万が一の場合でも、子どもの学業に必要な保険料が支払われます。これが一番の安心となります。

節約

大学の学費は本当に高額ですが、学費以外ではいくらくらい必要なのでしょうか。

大学生ともなると子どもたちもアルバイトをして、自分で自由に使う分くらいの収入は得ています。子どもたちがそれぞれ稼いでいるアルバイト代は、我が家を例にして平均月5~8万程だそうです。学費こそ親が支払うものの、それ以外のことはガソリン代・洋服代・交際費など子どもたち自身で何とかしてくれます。また外食も増えるため、自宅での食費が中学生・高校生のときのようにかかりません。

逆に家で過ごすときに、各部屋それぞれでエアコンをつけたり年頃なのでシャワーの時間が長かったりして光熱費が上がります。またそれぞれ車を持っているので、車の保険や税金なども親の負担となります。

お金の必要になる部分が変化するだけで、結局のところ出費は減りません。余分な出費を控えるよう家族協力しあって節約も大切です。

生活に安心を得られる仕事に就く

母子家庭で仕事も家庭も両立しながら、大学の学費まで払っていけるのか‥不安は計り知れないです。少しでも不安を取り除くには、自分自身にスキルを身につけて少しでも効率の良い会社で働くことが必要です。

効率の良い会社で働く

  • 自宅から近い会社を選ぶ。通勤にかかる時間を節約する。
  • 給料の良い会社を選ぶ。求人情報をいろいろみていると給料の振り幅はかなり大きいのでよく考慮すること。
  • 待遇の良い会社を選ぶ。交通費支給はもちろんのこと、家族手当はもらえるのかなどもしっかりチェックして下さい。また福利厚生の充実している会社を選ぶと、子どもを遊びに行くときも大きな割引を毎年使えたりメリットが多くあります。
    年間休日をチェックする。
    スキルアップできるかをチェックする。

どのような会社で働くか、ということが母子家庭の生活を左右すると思います。さらに少しずつでもスキルアップしていける会社なら、転職のときにも有利となります。

こちらのサイトでは自分の市場価値をはかることができます。参考にされてください。

ここまでのまとめ

この記事では、母子家庭でも子どもたちを立派に大学へ行かせてあげるために、なるべく早く貯えを始めること、節約を心がけること、また効率の良い会社で働くことについて綴らせていただきました。

子どもを抱え、ただでさえ精神的に追い詰められているような心境だと思います。そんな中で母ひとりの収入だけで子どもを大学へ通わせてあげるなんて、実は私も未だに…身を削って自分の命を大学にささげるようなものだというイメージしかありません。

ただこんなことを思っていても何の足しにもならないので、子どもたちの輝く将来のために前を向いてすすみましょう!

最後までお読みくださりありがとうございました。

記事Ⅱでは「子どもとの向き合い方」「お金の使い方」について綴っていきたいと思います。