母子家庭でも子どもを大学へ進学させるために Ⅱ

母子家庭でも子どもを大学へ進学させるために Ⅱ

今回の記事は前回(母子家庭でも子どもを大学へ進学させるためにⅠ)の続きとなります。
前回の記事はこちら↓

母子家庭でも子どもを大学へ進学させるためにⅠ

ネーさん
ネーさん

前回は貯えも節約も大切。
それと効率の良い仕事に就くことの必要性について
”お金”のことを中心に教えてもらったから

子どもたちが大学へ行けるよう
しっかり勉強させなくちゃ!

サチコ
サチコ

ちょっと待って-。

これは個人的な考えになりますが…
子どもには勉強を強要せずに
緩やかな姿勢で接してほしいです。

目的があれば大学へ行きたいと
意欲も湧いてきますし

逆に子どもが大学へ行きたくないと
望むならばその気持ちも分かってあげてください。

ここでは子どもが進学したいと望んだ時のために

”親としてしておくことの準備”という意味で
「子どもとの向き合い方」

「お金の使い方」
について綴らせてもらいますね!

Mother and child walking hand in hand

子どもとの向き合い方 

人として子どもの考えを尊重すること

間違っても「勉強しなさい!」なんてそんな強要はやめてほしい。

子どもには立派な人格があります。
ときには親よりも優れた考えを持っていることもあります。

上からの目線ではなくそっと横から見守るそんなくらいがちょうど良いです。
勉強だけではダメなんです。

今やりたいことは何か。どんな考えを持っているのか。
たとえその時に親からみてどうしようもないような言葉を発しようとも
子どものやりたいこと考えは無限大ですから。

その時々に子どもの声に耳を傾け
そして柔らかく親としての希望も伝える。

とにかく子どもは好奇心旺盛で飽き性ということを理解し
ひとりの考えを持った人として向き合うことが必要です。

子どもの健全な成長のために

”親としてできること” ”親として努力しなくてはいけないこと”
それは健康的な生活をさせてあげることです。

食事と睡眠そして快便。

早寝早起きのリズムをつくり、朝はしっかりご飯を食べる!これに尽きます。

朝食のバランスが良ければ、一日を活発に過ごすことができ集中力も増します。
そして欲を言うならばなるべく魚を-。

お金の使い方

稼ぎ方よりも使い方

お金は稼ぎ方も大切ですが使い方はもっと大切です。

どんなに稼いでも使い方を間違え、負債だらけの方もたくさんいますから。

世間では、[自分を大きくさせるには自己投資が必要]
そんな情報もあふれています。

しかし、母子家庭で大学進学のための資金を貯めるなら
実際自己投資どころではありません!
リターンが確実な自己投資ならまだしも。

”無駄遣いしない”は当たり前。
100円の価値を知る。
お金の使い方はとても大切です。

目的を持ち覚悟すること

しかしこんな生活もずっと続くわけではなく
子育てが終われば自由なときも必ず来ます。

それまでは、誰の援助も受けずひとりがんばるならば
身を削る思いは覚悟の上です。

今は、そう先ではない未来のために目的を達成しましょう!

向かう先を示す

まとめ

今回は、母子家庭で援助を受けることなく
子どもを大学に進学させるために必要なことについて綴らせていただきました。

大学へ進学するかどうかは子どもしだいですが
いざ進学となったときのために
日頃から備えておきたいものです。

”備えあれば憂いなし”
そういうことです。

母親ひとり家庭で子育てを真剣に考えるママさんの
少しでもお役にたてましたら嬉しいです。

余談

そんな私は、4歳と6歳ふたりの息子を抱え離婚しました。
早18年前のこととなります。


母子家庭になり、必要最低限のものしか買わない。
むしろ気持ち的に買えない。
いつもそんな心境で過ごしていました。

未来への不安は計り知れなく大きかったのです!

18歳になったら自動車の免許をとらせてあげたい。
免許を取得したら車も買ってあげたい。
もし海外に留学したいと言ったら100万くらいポンッと出してあげたい。

だから働いて働いて…

フルで事務職、それともうひとつ事務職のバイト、そしてスナック。
3つの仕事をする生活を約2年続けました。

同じ服やカバンを持ち、電気製品は壊れても手直しして使って
少々貧乏くさいほど…

親の事情で母子家庭となってしまったことへの責任
それと『これ以上不憫な思いをさせたくない!』
そんな意地もありました。

この記事をここまで読み進めてくれた方は、きっと同じようなことを考え
そして、心の中ではたくさんの葛藤が渦巻いているのではないかと思います。

辛い現状かもしれませんが、
その気持ちを糧に進みましょう。

子どもたちが力強く応援してくれますよ!

ハートの贈り物